必ずしも内診が必要というわけではありません。
他の方法でも可能な場合がありますので、診察時にお気軽にご相談ください。
おりものとは子宮頚管粘液と膣分泌液の混ざったものです。排卵時に最も多くなります。
分泌量には個人差がありますが、いつもと比べて多量のおりものが続いていたり、異臭や色(黄色や褐色)を伴ったりするときには、以下のような病気の場合が考えられます。
ぜひ早めに受診されることをお勧めします。
●量が多い→膣炎、クラミジア頚管炎、子宮内膜炎など
●豆腐かす様またはチーズ状→カンジダ膣炎など
●黄色っぽい、悪臭がある→トリコモナス膣炎など
まず基礎体温をつけることをお勧めします。これにより、排卵があるかどうか、黄体機能不全ではないか、不正出血の原因など、さまざまなことがわかります。
超音波検査など卵胞の発育状態を診ながら、着床条件を整えさせ、タイミング指導を行います。
排卵がない場合は、自然排卵を促す漢方治療、さらに排卵誘発剤(投薬、FSH製剤など)を使用して確実な排卵を目指します。
当院で行うこれらの治療に関しては、健康保険が適用されます。ほとんどの場合はこれらの治療で妊娠に至りますが、より高度な治療が必要な場合は、体外受精など各分野の専門医をご紹介いたします。
若年の未婚女性が訴える生理痛は、機能的なもの(出産すればほとんど治るもの)が多いのですが、中には最近多くみられる子宮内膜症、筋腫による痛み、骨盤腹膜炎などである可能性があり、検査治療が必要な場合があります。
30代、40代の場合はこういった疾患を伴っているものと考えられます。
超音波検査などの精密検査をお勧めいたします。
更年期とは閉経後だけのことではなく、閉経の前後5年くらい、45歳~55歳の間を指します。
女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減少してくるのが更年期です。
更年期障害はエストロゲンの低下が原因なので、この女性ホルモンを補えば改善します。
これをホルモン補充療法(HRT)といいます。HRTに抵抗がある方や不適切な方には、漢方薬をお勧めしています。
閉経から後の30~40年、いつまでも若く、美しく、より豊かな人生を送るためにぜひ当院にご相談ください。
可能です。次の予定の生理の5日前よりホルモン剤を服用していただきます。
その投与期間中は生理がおこらないようにすることができるのです。
また場合により生理を早めることもできます。
生理を早めることを希望される方は、月経開始5日目以内に来院して下さい。
避妊方法にはいろいろなものがありますが、当院では、未婚の方には低用量ピルをお勧めしています。
自費で1ヶ月2600円程度です。ただ初回には検査料(肝機能検査など)が必要となります。
薬を飲まないリング挿入法(子宮内避妊器具挿入法)も可能です。
できるだけ早くご来院ください。アフターピルを服用することで性交後72時間以内であれば妊娠を阻止できる可能性があります。
中絶手術は母体にさまざまな影響を与えます。
望まない妊娠を避けるためにも不安を感じたら必ず早めにご相談ください。
薬にかかる費用は、ヤツペ法2000円(税別)、レボノルゲストレル単剤5000円(税別)です。
ただし、診察料のほか、検査料なども必要になる場合があります。
また妊娠したとわかった場合も、できるだけ早くご相談ください。安全な方法にて対処させていただきます。
患者様の希望をまずお伺いして、最適な病院を責任もって紹介いたします。
通常は関西医大、大阪医大など近くの信頼できる病院を紹介いたします。